中央通りに面した神田駅東口から歩いて5分ほど
鍛冶町一丁目に重厚な石造りの山梨中央銀行がある。
関東大震災後の昭和4年の建築と言う。

毎年、年の瀬に山梨中央銀行の隅に小屋がけされ、正月の飾り物が売られています。
正月飾りの簡単な小屋掛けのお店は、下町神田のあちこちでよく見られる光景です。

中央通りに竹を組んだ軒が出っ張り、そこには可愛い繭玉飾りが裸電球に照らされています。

小屋がけの全体はこのような様子になっています。
鏡餅が置かれ、大小さまざまな注連飾りを販売しています。
小屋の奥に半纏を着たおじさんが一生懸命に手作りで拵えているのです。
江戸時代からの町火消しの流れを汲む鳶頭です。
「鳶頭」と書いて「かしら」と読むらしいです。
「頭」だけだと知らない人は「あたま」と読んでしまうらしいです。
昔からいわゆる鳶の頭が、江戸の下町ではこの正月飾りの商いをしています。

こちらの鳶頭は江戸消防記念会
一区一番「よ組」副組頭 通称「乗物町」こと高橋さんです。
お祭などで拵えられる「神酒所・仮屋」作りの名人で
鳶の職・技の名工で、東京都からマイスターの称号を贈られています。
材料が、藁、葉、紙、紐、海草などで運搬や製作にガサガサ音がするので
このように小屋掛けで正月用品を販売するのを「がさ売り」などと言います。
浅草寺裏や薬研堀不動尊などは規模が大きいので「歳の市」などといわれますね。

丹精こめて作りあげられた「注連飾り」です。
門松や注連飾り、鏡餅などの正月飾りは28日までに飾り付けるのが良いとされています。
29日の9が苦に通じるので昔から29日が避けられているためです。
明日の28日の日曜日には飾り付けましょうね。
本当に歳も押し詰まってきました。
2008、平成20年も残すところ数日。
風邪など召さぬよう健やかに新しい年をお迎えくださいませ。
では、良いお年を~♪
団長