弊千代田区観光協会主催 夏目漱石生誕150周年記念 「漱石の足跡をたどるinちよだ」 ツアーが2月18日(土)に開催され、22名にご参加いただき 夏目漱石、そして交友・知人などゆかりの地をガイドと共にめぐりました。 集合・出発地点はJR御茶ノ水駅 これから巡る地域の明治時代と現代のマップが配布されました。 ガイドは渡辺美鈴氏(神保町コンシェルジュ) JR御茶ノ水駅→とちのき通り→旧文化学院→駿河台男坂→かえで通り→ さいかち坂→アテネフランス→駿河台女坂 駿河台男坂を上から眺め女坂を下ります。 駿河台西側の崖の高低差を感じられる二つの石段です。 猿楽通り→錦華通り 文化庁登録有形文化財指定のカトリック神田教会 眺めている方向には神田女学園高・中があります。 神田女学園のならびには、先日修復なったレトロ感満載の旧猿楽町駐在所。 現在は猿楽町町会の詰所として利用されています。 旧駐在所→蕎麦・冨多葉・松翁→猿楽通り→豊島屋本店(慶長元年1596創業) お茶の水小学校(旧錦華小学校)にある「夏目漱石錦華に学ぶ」記念碑 夏目漱石関連では地域で最も有名で印象深い記念碑となります。 夏目漱石記念碑→明大通り→明治大学(博物館にて休憩)→雁木坂→ 杏雲堂病院→駿河台仲通り→ニコライ堂→紅梅坂→井上眼科病院→ 淡路町ワテラス→開成学校発祥の地碑→松栄亭(ゴール) ツアーを歩きながら、さらにポイントごとにガイドさんによる 夏目漱石本人や旧友・知人らの逸話などが語られました。 ツアーのゴールは須田町老舗街にある洋食レストラン「松栄亭」 夏目漱石がこよなく愛したと伝わるメニューの洋風かき揚げが有名です。 参加の皆さんは、夏目漱石ゆかりの「洋風かき揚げランチセット」を 和気あいあいとツアーをふりかえりつつ楽しみました。 また、ランチ食事後には希望者参加によるオプションツアーとして 須田町老舗街と旧万世橋駅遺構を改修オープンした 明治時代のレンガがお洒落な商業施設「マーチエキュート神田万世橋」 見学ツアーをさらに楽しんでいただきました。 ☆
学士会館(神田錦町3丁目)敷地内に「新島襄先生生誕之地碑」があります。 新島襄の生まれたのは江戸時代の天保年間1843年2月12日 安中藩上屋敷内。 その生誕の2月12日(日)に、教育者であり同志社を創立した 「新島襄 生誕之地碑前祭」が執り行われました。 同志社大学・松岡敬学長を始め同志社大学関係者、学士会館関係者、 地元町会関係者や一般など大勢の皆さんが生誕之地記念碑前に集いました。 式典は賛美歌312番の斉唱から始まりました。 同志社大学・松岡学長のご挨拶。 同志社校友会・児玉東京支部長。神田錦町三丁目・前田町会長らが居並びます。 多数の皆さんが見守るなかお三方による献花が執り行われました。 以前は、生け垣に覆われた記念碑でしたが 改修され碑の全体が見られるようになり献花台も設置されました。 碑前祭後には、会場を学士会館210号にうつし記念講演会が開催されました。 江戸東京博物館の市川寛明氏を講師にお迎えしての 講座のタイトルは「江戸の寺子屋に学ぶ」でした。 新島襄の父が寺子屋を運営してい、本人も先生をされていた 記録が残っていること。外国人が驚いた日本の庶民教育の水準の高さ。 相当おおらかだった寺子屋の学びの様子。などなど 興味深い寺子屋のお話をしていただきました。 ☆
2月8日(水)14:00〜(会場:神田明神祭務所ホール) 共立女子大学主催シンポジウム 「アニメ聖地巡礼によって拓かれる 新たな文化資源と千代田区の活性化」 シンポジウムが開催されました。 開会に際し、共立女子大学学長の入江和生氏よりご挨拶がありました。 会場は150人の参加者で埋まり、関心の高さがうかがわれます。 進行は、このテーマを研究したゼミの担当教授 共立女子大学文芸学部教授の北村弥生先生です。 東京電機大学准教授・矢口博之先生 観光ゲストが見るアニメ聖地をテーマに、どこから来たのか お金をいくら使うのかなどデータに基づいたお話をされました。 神田明神権禰宜・岸川雅範氏 神田明神の文化・歴史・祭禮において江戸時代からの 神社とキャラクターとのコラボの例をあげ近年加熱気味のラブライブだけが 特別な事象ではないと・・・神社とは聖地ではあるけれど 盛り場の要素を持つ文化・情報発信の場所であることを話されていた。 千代田区観光協会事務局長・吉田康雄氏 観光事業者の立場から千代田区の人口現況から・・・ 春に開催される「千代田のさくら祭り」などの例をあげて事例を話された。 三者がそれぞれの立ち位置から約20分ほど話された。 さらに北村先生とお三方で千代田区内の 8ケ所のアニメ聖地巡礼の話で盛り上がりました。 ◎千代田区内のアニメ聖地(今回学生による調査の対象となった8タイトル) ・孤独のグルメ・アクセルワールド・じょしらく・バクマン ・プリキュア・ラブライブ・魔法使いに大切なこと・名探偵コナン 来場者との質疑応答を終えて16:00すぎに散会となった。 ☆
2月3日(金)神田明神では 節分祭豆まき式 が、斎行されました。 午後二時に福男福女のみなさんや氏子や一般の皆さんが入場するのですが 定刻の前から境内は福を授かりに来た人でいっぱいのご覧の状態でした。 午後二時、太鼓の音を合図に行列が随神門から入場して来ます。 木遣りで先導する鳶頭衆が江戸・東京の下町風情を醸し出しています。 社殿にて神事が執り行われ、次はくす玉が割られます。 千代田・中央区長、警察・消防・税務署長らの手でくす玉が割られます。 中央には大鳥居宮司、氏子総代の皆さん。 富司純子さんとお孫さんの姿も見られます。 豆まきが始まりました。 左から石川千代田区長、だいこく様、神田明神・大鳥居宮司、 富司純子さんとお孫さん、矢田中央区長の豆まき風景です。 400人を超える年男、年女、氏子関係、一般の皆さんが 鳳凰殿2Fテラスにて裃袴の正装で次々と豆まきをしました。 福の巻き手も、福を授かる受けての皆さんも交代制。 「福はうち〜福はうち〜」「鬼はそと〜」 午後4時に全ての行事が滞りなく終了しました。 ☆
1月21日(土)神田明神 だいこく祭り 寒中禊がまん会神事 が、厳粛に執り行われました。 定刻午前10時 神田明神大鳥居宮司が参加者に新年のご挨拶。 新成人2名を含む42名の方々が寒中禊に参加されます。 整列して社殿に向かい禊の前の神事が執り行われ大祓詞を参加者全員で奏上 寒風が吹きすさぶなか、男性は褌、女性は白装束の姿で裸足です。 道彦と呼ばれる神職の指導で寒中禊神事は進行してゆきます。 境内を大きく一周走り、獅子岩前の禊場に移動。 禊場には大きな氷が、そして冷水が注ぎ込まれています。 禊場ではさらに入念に身体と心を集中するための準備運動が行われて・・・ だいたい5人くらいづつで冷水に身を浸し 心身の穢れを祓うために冷水をかけてゆくわけです。 時おり冷たい風が禊場を通り抜けて寒さがつのる会場です。 勇敢な女性の参加者はこちらの5人。 無心に冷水を浴びる姿に会場を訪れた見物の皆さんが拍手を送ります。 新成人もいらっしゃるとのこと。 道彦(指導者)をされた神職を中心に参加者全員で記念写真の撮影。 寒さでふるえている方もいらっしゃいます。 みなさん年頭の寒中禊を終えて清々しい表情です。 今年一年が皆さんにとって素晴らしい年になることを願っています。 お疲れさまでした。 ☆
秋葉原の地名の由来から歴史・・・そして 秋葉原電気街の成立ちまでを網羅した〜秋葉原を知る本 「秋コレ 高架下の電気街から」が発行された! 筆者は平成18年(2006)から長きにわたり 秋葉原で町の案内や町歩きのガイドをつとめてきた槙野汐莉さん。 秋葉原を案内させたらこの人の右に並ぶ者なし。 (次女の文香ちゃんと一緒に撮影) そもそも槙野さんは、秋葉原のフリーペーパー「秋コレ」に 「高架下の電気街から」なるコラムを連載中。 今回は、これまでの原稿をまとめたものを本にしたものである。 インタビューや取材記事、古き時代の秋葉原の貴重な写真も 現代と比較して掲載されていたりするので秋葉原「愛」が満載の仕上がり。 内容の一部を紹介しよう! このページでは秋葉原の地名の由来とラジオセンターの神棚を取り上げている。 写真男性は、神棚の謎をお話いただいた秋葉原電気街を創立させた伝説的人物・山本長蔵氏のご子息である山本修右氏(秋葉原駅前商店街振興組合会長)。 山本長蔵氏(1908〜1973)と山本無線の話は別のページに載っている。 このページでは 左の女性(内田久子さん故人)が、経営していた「内田ラジオ」が かつてのお客さんであった池之谷和盛さんに引き継がれた話が載っている。 現在の屋号は「池之谷ラジオ商会」となっている。 この本「秋コレ 高架下の電気街から」は、 槙野さんが運営している電子工作スペース「アセンブラージュ」にて 販売されている。(アマゾン販売予定あり) アセンブラージュは、中央通りに架かる御成街道架道橋の高架下 写真の黄色いラジオセンターの看板の下から高架下に入り かつては秋葉原ラジオストアーと言った電子部品街 向かって右側の二番目に位置する電子部品工作スペースである。 発行 HAMます委員会 http://akicolle.com/ 著者 槙野汐莉 アキバフォト B5判 オールカラー46ページ(本文42ページ)税込2500円 秋葉原の原点といえる高架下電子部品街にスポットをあてた マニアックな書籍であるが、戦後の発生からすでに65年もの時が 経過した秋葉原の歴史を知る貴重な書籍になっている。 ☆
1月4日(水)14:00〜 神田明神に隣接する宮本公園に建つ千代田区有形文化財指定建築物 NPO「井政 神田の家」主催で新春を寿ぐ恒例の行事 木遣り・纏の振込み・梯子乗り 江戸消防記念会第一區の皆さんにより妙技が披露されました。 江戸消防記念会 第一區 「よ」「い」「ろ」「せ」「も」「す」「に」「は」「百」「千」各組 総出の演技は、江戸時代の町火消しの技を現代に伝える妙技となります。 第一區総代を先頭に木遣り唄で入場。神田の家の門前に勢揃いとなります。 門前にて江戸町火消しの象徴である「纏」の振込みが 威勢良く行われ火の粉を払う馬簾がくるくると綺麗に回ります。 次は梯子乗りの演技。 青空に向け数々の技が次々と披露されます。 集まった大勢の見物客もしっかり上を向きっぱなしで歓声が上がる。 主催者NPO「井政 神田の家」平野徳子理事長の年頭のお祝いのご挨拶。 平野徳子理事長は大手町「将門塚保存会」会長でもあります。 全ての演技が見事に納まり、お祝いの木遣りと一本〆にてめでたく修了。 鳶頭衆に伝わる江戸町火消しの伝統の技と文化を見て、 さらにこの豪華絢爛なお客様たちに見物の皆さんも笑顔いっぱいの大満足。 なんとその豪華なゲストは、まずは神田明神の大鳥居宮司。そして・・・ 富士純子さん、寺島しのぶさん&フランス人のご主人と可愛い息子くん。 快晴ぽかぽかの陽気に恵まれ正月らしい行事となりました。 ☆
明けましておめでとうございます。 本年も千代田区観光協会サイト「まちブログ」を どうぞ宜しくお願い申し上げます。 新年ブログ第一弾は、 平成28年〜29年(2016〜2017) 神田明神の年越しの風景をお届けします。 大晦日31日の午後11には交通規制がされ車輛は交通止め。 神田明神大鳥居の前の湯島坂には、すでに初詣参拝の皆さんの行列が! 前方トラックの左側が神田明神の大鳥居の位置となります。 大晦日11時30分 随神門の扉が閉ざされました。 一年間で新年を迎えるこの時だけ扉が閉ざされます。 が、いつもは11時30分から40分頃なので今回は異例の早い時間でした。 随神門から大鳥居へと続く参道には初詣の皆さんの行列が連なり 大鳥居を出て湯島坂を左に下り、明神下中通りへ折れ曲がり 蔵前橋通りへと伸びていたそうです。 ナント先頭のグループは夕方の4時から並び始めたとのこと。 ステキな一年になるといいですね! 平成29年(2017)元日午前0時 新しい年の幕開けです。神社の太鼓の音を合図に随神門の開門。 木遣りの声も高らかに御防講、宮鍵講の皆さんを先頭に整列で入場です。 そこここで明けましておめでとうの挨拶がかわされて境内は人で埋まります。 神社全体に新年の祈りのパワーが満ちあふれています。 本年が皆さまにとって佳き年となりますように・・・ ☆
【続】正月、新年、新春の神田行事! ワテラスとマーチエキュートで将門太鼓の演奏! 正月 1月3日 午後12時30分〜 ワテラス広場(淡路町二丁目) 「神田明神将門太鼓」演奏 「神田明神将門太鼓」の面々が勇壮で華麗な太鼓の演奏を繰り広げます! ワテラス広場では鏡開きの樽酒の振る舞いや新春を寿ぐ獅子舞もあります! 正月 1月3日 午後2時00分〜 マーチエキュート神田万世橋広場(須田町一丁目) 「神田明神将門太鼓」演奏 将門太鼓の皆さんはワテラスからマーチエキュートへ会場を移動します。 「神田明神将門太鼓」の面々が旧万世橋駅遺構のレンガを背景に 勇壮で華麗な太鼓の演奏を繰り広げます! 小さな女の子も地べたに正座で聞き入ってしまう見事な演奏となります。 写真:平成28年 正月 ※日程や時間、行事などが変更となる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ☆
1月に神田で行われる行事をご案内! お正月は初詣。 神田地域には氏子を持つ4社の氏神様がお祀りされています。 柳森稲荷神社 太田姫稲荷神社 三崎稲荷神社 そして神田明神です。 柳森稲荷神社、三崎稲荷神社では年越しで餅つきや振る舞いが! 江戸総鎮守と謳われる神田明神では、年越しに際し一年でこの時だけ 随神門の扉が閉ざされ新年午前0時に太鼓の音を合図に開門されます。 神田明神:http://www.kandamyoujin.or.jp/ 井政・神田の家の門前で梯子乗り。 1月4日(月)午後2時 江戸消防記念会 第一區の鳶頭衆が外神田・宮本公園に建つ「神田の家」に 勢揃いして、木遣り、纏の振込み、梯子乗りと江戸時代より伝わる 伝統の技を披露します。(宮本公園:神田明神の隣) 井政「神田の家」:http://www.kanda-imasa.co.jp/ 神田明神だいこく祭り。 神田明神では、新春恒例の「だいこく祭」が執り行われます。 21日(土)には、冷水を浴びて心身を清める「寒中禊がまん会」 22日(日)には、「四條流包丁儀式」「祈願串成就祭」が斎行されます。 神田明神:http://www.kandamyoujin.or.jp/ 神田小川町雪だるまフェア。 1月21日(土)22日(日)には、ちびっ子に大人気の雪だるまフェア。 小川町(靖国通り)には約25体のオリジナル雪だるまが制作・展示されます。 小川広場にはちびっ子雪遊び広場が出現して雪のすべり台やカマクラも! 日曜日には投票によって雪だるまのグランプリが決定しますよ。 神田明神:http://www.kanda-ogawamachi.com/ ※日程や時間、行事などが変更となる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ☆
一般社団法人 千代田区観光協会 Chiyoda City Tourism Association / Tokyo Japan