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もういくつ寝るとお正月~
初詣は、まずは産土の神。そう、氏神様にお詣りしましょう。
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神田・日本橋108ヶ町の氏神様
江戸総鎮守「神田明神」
神田では、64町会が神田明神の氏子町会とされている。

大晦日12月31日 23:30に神田明神随神門の扉が閉ざされます。
一年間でこれより30分だけ見られる珍しい随神門の光景となる。
この扉の向こうには、新年の初詣を待つ、善男善女が行列。
その列は御茶ノ水駅方向と明神下方向へと伸びている。
00:00 勇壮な太鼓の轟きと同時に随神門の扉が開かれる。
神田明神の崇敬団体の宮鍵講・御防講が先頭をつとめ整列入場が始まる。
鳶頭衆の木遣りが、新年を迎えた神田明神の夜空に突き抜ける。

神田明神の大鳥居から随神門へと続く参道は0時過ぎとは思えない人出。
そこここで新年の挨拶がかわされる。
参道の名店「天野屋」「三河屋」さんも煌々と灯りが点り賑やかである。
2010(平成22年)の元旦初詣の様子は→コチラ(神田探偵団サイト)
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こちらは神田東松下町と神田須田町二丁目(一部)の氏神様
柳森稲荷神社
神田川沿いに鎮座し、かつてのこの地域は神田川土手沿いに栄えた
古着商が集まる町であり、その伝統は現代でも
「岩本町・東神田ファミリーバザール」開催などへと繋がっている。
福徳神としてタヌキが祀られてい「他を抜く」出世の神とも言われている。

午前0時 新年の幕開けを告げるのは、地元の神田囃子「柳囃子」の奉納演奏
境内では温かい食事が振舞われ、益々の賑わいを見せる。
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こちらは一橋、神保町、西神田、三崎町地区9町会の氏神様
水道橋駅前に鎮座する三崎稲荷神社である
二年に一度開催される祭礼では巨大な宮神輿の渡御が見られる。

神社の前では、氏子青年会の奉仕で餅つきが行われ振舞われる。
近隣の氏子さんが続々とお詣りに来て、福餅を搗く青年会を盛り立ててゆく。
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もう一つ氏神様として、駿河台、小川町(一部)、錦町(一部)を氏子とする
太田姫稲荷神社が、駿河台の中通りの中腹に鎮座している。

室町時代より疱瘡除けの神様として知られ、太田道灌ゆかりの神社である。
※午前0時の新年を迎える行事・イベントなどは企画されていないようだ。
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以上の四社が、いわゆる氏子崇敬域を持つ神田地域の氏神様である。
初詣。
まずは自分が生まれた町の氏神様へ参ってみてはいかがでしょうか?
@団長