風流な催しが開かれた。
神田明神ネタが続いてしまったが、どうぞご寛容いただき笑覧あれ。
年間を通して開催されている神田明神「明神塾」の夏の特別企画。
「江戸を遊ぶ」と題して
大川遊覧と屋形船で愉しむ義太夫の宵 ときたもんだ。

ここは神田川は浅草橋そばの船宿「野田屋」さん。
某日、夕刻続々と人が集まってくる。ざっと約50人。

定刻、屋形船はお台場を目指して出航。

明神塾塾長の田中優子法政学大教授と三味線の鶴澤寛也さん、本番前に談笑している。

なんとまあ、屋形船での女流義太夫鑑賞が開演。
演題は「生写朝顔日記~宿屋・大井川の段」(しょううつしあさがおにっき)

演ずるは太夫(左)四代目竹本綾之助さん、三味線(右)鶴澤寛也さん
太夫の竹本さんは、重要無形文化財総合保持者なる物凄い肩書き。
三味線の鶴澤寛也さんは、義太夫界のクールビューティー。
こちらも重要無形文化財総合保持者認定。恐れ入りました!
お台場に停泊された屋形船から切々と語られる悲恋物語。
そして、その情景を思い起こさせる三味線の調べ。
何という素晴らしいシチュエーション。いやいや、日本語で言わなきゃ。
かつての江戸の遊び文化をまさに再現しちまった風流な企画である。
参加した皆さん、もちろん大喜びで拍手喝采。

豪華なお二人の演奏が終わったあとは、質問コーナーと自由トーク。
三味線を分解してコンパクトなケースに収納してしまうのには、皆さん驚き。

江戸前のお台場の夜景を望みながらの、食事も乙なもの。

田中優子先生、気さくに参加者の席を訪問。
質問を受けたり、記念撮影に応じたり大忙しでしたが、楽しい時間を過ごします。
太夫、三味線のお二人とも屋形船での演奏は初めてとのこと。
波に揺られて、かるく船酔いもと告白されて皆さんの笑いもとっていました。
また、船に寄ってくるユリカモメたちの「合いの手?」も愛嬌でした。
定刻20:30野田屋さんに戻り、楽しい時間が名残惜しいですが解散となりました。
☆明神塾の情報は「神田明神」ホームページにてどうぞ。
http://www.kandamyoujin.or.jp/
@団長