神田川、日本橋川、隅田川、小名木川を周遊する「神田川船の会」に参加。
年に2回開催で第59回と言うから、約30年の歴史を有する会である。
乗船は、折りしも大相撲開幕中の両国国技館前。
関取の幟が初夏の風にたなびき、櫓からは太鼓の音色が隅田川を流れる。

神田川の最後の橋 柳橋が見える
隅田川を横切り、船団(4艘)は神田川をさかのぼってゆくのだ。
目前に見えるは万世橋
須田町で建築中のビルの壁面に秋葉原のビルのカゲが映りこんでいる。
江戸時代以来の交通の要所。その橋を潜れるなんてめったにあるもんじゃあない。
万世橋から昌平橋・総武線を眺める
こんな景色も水面に浮かんでいるから、見られる風景である。
まさに名渓と呼ばれる光景
御茶ノ水から先は神田川が蛇行する。まぶしいほどの新緑が護岸を美しく彩る。
かつて名渓と呼ばれた絶好の景勝地の佇まいが、ここに生きていた。
日本橋川へ船団は進む
左折して三崎橋から先は日本橋川へ入る。
かつて江戸の初め、神田川が完成する以前は「平川」と呼ばれもともとの本流である。
が、現在は見るも無残。川面のほとんどが高速道路に覆われ薄暗く風情もない。
江戸時代の江戸城の石垣
毎日新聞社のある一ツ橋付近には江戸城の石垣が残っている。
よく見ると刻印が刻まれている石が多い。
石工が刻んだものか?はたまた工事を請け負った大名家の刻印かいかに?
お江戸日本橋を通過します。
日本道路元票が橋の中央にあるのをご存知ですか?
とても普段は車の交通量が多くて見ることはできませんが・・・
神田祭、山王祭では神輿が中央まで担がれるので、見ることができます。
大勢の人たちが道路元票の記念写真を撮っています。
千代田区のエコボートです
ゆらゆらとのんびりと日本橋川を下るエコボートを追い越しました。
たしか週末には千代田区役所と和泉橋の桟橋を往復運行しているはずです。
神田川、日本橋川をのんびり散策するには最適で楽しいですよ。(乗船経験あり)
日本橋川から隅田川へ
圧倒的な川幅と広い空が開けます。大型の船舶もひっきりなしに上り下りしています。
このあと船団は江東区を東西に横切る小名木川を目指すのだ。

小名木川
江戸時代、江戸の町に行徳の塩や物資を水運で運ぶために幕府が人工的に作った運河です。
擬似パナマ運河の体験は驚きでした。水面が1.5~2メーターも上下するのです。
水門を潜るときには上がる水門からの水しぶきはハンパではありません。
カッパを着たり、傘を差している方たちは船の会参加の経験者で、初めての方は「濡れます!」
神田川、日本橋川、隅田川、小名木川を周遊して4艘の船団は
出発地点の両国の水上バスの桟橋に戻ります。
約2時間の周遊ですが、水面から眺める景色は新鮮に映ります。
たくさん架かった橋を潜ることだって、そうそうできることじゃあない。
今回の会には午前、午後あわせて360名の方が参加されました。
機会がありましたら江戸時代から続く江戸・東京の川を巡ってみては
いかがですか?
@団長
※次回、第60回「神田川船の会」は10月に予定されています。