今日は、打ち合わせと取材を兼ねて、麹町へやってきました。
以前、このブログでもご紹介した能楽大鼓の演奏グループ「鼓動隊」に所属している
フランス人のマニグリエ真矢の事務所兼アトリエと国立劇場の取材です。
真矢さんの本業は、パリジェンヌがデザインする和文化として、グラフィックから照明
デザインまで、かなりレベルの高いお仕事をされています。
アトリエでお話を伺ったあとは、徒歩でも5分ほどの処にある日本の伝統芸能の殿堂、
「国立劇場」の取材に向かうことにしました。
6月25日(金)am11:30

まずは、10時30分の待ち合わせで、一番町の真矢さんのオフィスへ。
初めてお邪魔したのですが、さすがにモダンでシック。
深紅のチェアとブラインドが印象的でした。
真矢さんのお仕事ファイルを見せていただいたのですが、浮世絵とアールデコのポス
ターを融合させたようなグラフィックや浴衣のデザイン、さらに最近では祝儀袋やポチ
袋のような和紙を使った小物もデザインしている。
日本文化を理解しながら、パリジェンヌから見た、新しくて小粋なエッセンスがつまった
デザインや製品は、これからもっとウケるんじゃないかな。

真矢さんと一通り打ち合わせが済んでから、一路、国立劇場へ。
上の写真は、内堀通りに面した正面入り口。

駐車場をぬけて大劇場の前に出ると、そのスケールに圧倒されます。
さすが、国立大劇場。

大劇場前のベンチは、日中ならどなたでも自由に入れるようです。
ちょうどお昼時に重なったので、近くのサラリーマンらしき方々が、お弁当持参でランチ
を楽しんでいました。

今日、国立劇場にお邪魔したのは、夏休み特別企画「親子で楽しむ歌舞伎教室」の
ご紹介のため。お話を伺うために、大劇場の隣に建つ事務棟の「独立行政法人日本
芸術文化振興会」の総務部を訪ねました。
受付の電話で総務部を呼び出すと、普及渉外係の勝又さんが対応してくれました。
この企画は、今年で11回目。特別なワークショップを行うわけではないのですが、親
(保護者)と子ども(18歳以下)で申し込むと、割引価格で観劇ができます。また、出し
物も初心者に解りやすい演目を選んでいるようで、子ども用イラスト入りプログラムや
歌舞伎読本なども頂けるようです。

申込は、インターネットや電話で受け付けているそうです。
詳しくは、下記情報や国立劇場のHPを参照してください。
◆第11回夏休み特別企画 親子で楽しむ歌舞伎教室
平成22年7月17日(土)~7月24日(土)
<午前の部> 11時(終演予定13時)
<午後の部> 14時30分(終演予定16時30分)
うち20日(火)、23日(金)は午後の部のみ。
<親> 1等席2,000円 2等席1,300円
<子> 1等席・2等席1,000円
国立劇場
Tel:03-3265-7411
Url:http://www.ntj.jac.go.jp/
By悉皆屋紺哲