「投扇興」って知っていますか?
インターネットの百科事典ウィキペディアによると、
『日本の伝統的対戦型ゲームの一種である。
桐箱の台座上に立てられた「蝶」と呼ばれる的に向かって扇を投擲し、
その扇・蝶(的)・枕(台座)によって作られる形を判定することにより点数を算出し、
その高低を競う。』というもの。
なんか、「羽振りの良い大旦那さんが芸者さんとお座敷で行うお遊び」みたいな
イメージを持っていたのですが、
実は、もっと手軽に「日本の雅」を味わえるゲームだったのです。
ということが判ったのも、昨年、桐島洋子さん主催の森羅塾で出会った
「都御流」の家元・小林粹扇さんの会に参加させていただいたからです。
小林先生の東京道場「千粹庵」が千代田区三番町にあるので、
リポーターとして道場にお邪魔しました。
6月3日am11:00三番町あたり

千鳥ヶ淵から程近いマンションの一室が、小林先生の「千粹庵」です。

「道場」なんて聞くと、なんだか怖い感じもしましたが、
お部屋に通されると明るい和のイメージがセンス良く配置されたステキな空間でした。
古来は座して行うのが通例だったようですが、
都御流では椅子を使うケースの方が多いようで、
膝の悪い方や障害を持たれている方でも気軽に参加できます。

今日は、対戦相手もいないので、
先生から投扇興の簡単なレクチャーをいただきました。
いわく、
「投げられた扇が、的に的中する際、上手い、下手だけではなく、
いろいろな要素が加わってくるのですよ。投げる技術はもちろんのこと、
心のありようや姿勢なども影響してきます。
その結果として、人智を超えた「運」のなせる業としか言いようがないシーンに
出会うことも少なくありません。」とのこと。

例えば上の写真は、「夢の浮橋」という形で最高得点のもの。
投げた扇が、的である蝶に当たり、蝶が起立しているところに扇が台座とを
橋渡しする、というのがこの形です。
やってみると判りますが、そんなもん狙ってできるモンじゃない。
でも、1回の対戦中に2度もこの形を出した方もいるとか。
まさに人智を超えている。

通常は、10人から30人ぐらいの会で対戦を行うらしい。
優勝者には、先生お手製の扇のミニチュア(純金使用)に、、、

認定の書を書き込んだものを頂けるそうです。
定例会は、3通りの対戦ゲームとお茶、お菓子、表彰状がついて約2時間ほど。
特に参加資格はないようなので、参加費5,000円を払えば参加できます。
さらに、初心者の体験版として3,000円のコースも考えているとか。
千代田区観光協会でもご紹介できればいいのになぁ、と思いました。
年末には平成21年度王座決定戦を帝国ホテルで開催予定。
美味しい食事のあとに、参加者が技を競う。
今年は、是非外国の方にも参加してほしいとのこと。
詳しいお問合せはFAXで都御流東京道場まで。
Fax:03-5210-0810
お話を伺っているうちに、お昼近くになってきました。
お腹も空いてきたので、三番町から代官通りを竹橋に向かう途中の左手にある、
近代美術館内のAQUAというレストランへランチをしに出掛けました。

ここは「フレンチの鉄人」クィーン・アリスの石鍋裕シェフのプロデュースよるレストランです。
美術館からの入口もありますが、代官通りからも直接お店に入れます。

店内は、「食」と「美」が一体化した、白で統一された明るい雰囲気。

ランチのメニューは、コースの他にもパスタやカレーなどの軽食も充実しています。

私はパスタ、先生はハンバーグ。これにスープとデザートが付くセットを頼みました。上の写真は、本日のスープ、グリーンピースの冷製ポタージュ。
ほんのり甘くて、サッパリ、濃厚。
ハンバーグは、こんな感じ。
パスタは、カルボナーラにしました。
デザートは、お洒落なグラスに入ったプリン。
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