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ちよだの人々

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第19回

ティーハウスタカノ
高野健次 さん



観光協会では、区にある歴史・文化・自然などの観光資源を活用した観光プログラムを創出することとしていますが、千代田区ならではの事業を模索していたところ、蹴鞠事業に出会い、また、「神田すずらん通り商店街振興組合」の専務理事の高野健次氏が、蹴鞠保存会のメンバーで、蹴鞠に造詣が深いことも判明しました。高野氏は、すずらん通りで紅茶専門店を営まれていますが、紅茶と蹴鞠との関係などを含め、インタビューをしました。
 

千代田区との関わりについて、お聞きします

駿河台下の中央大学に通っていました。高校も付属だったため、15,6歳の時から、小川町周辺に来ていました。当時の街並みは、喫茶店と雀荘が多く、本屋さん、安い定食屋さん、地方の学生が寄宿するまかない付の宿舎などもあり、小川町や神保町は大学の城下町みたいな感じでした。

ティーハウスをはじめたきっかけは?

大学を卒業して、医療メーカーに3,4年勤め、そこで山梨県担当になって、県内の病院をほとんど回り、平日は宿に泊まっていました。紅茶が大好きで、茶葉を持って行って飲んでいました。それくらい好きでした。27歳の時(1974年)に、東京に一軒もなかった紅茶専門店をどうしてもやりたくて、神保町でお店を始めました。

ティーハウスタカノについて

紅茶は、嗜好品です。「昨日コーヒーを飲んだから、今日は紅茶で」ではなく、好きな人は、良い紅茶を求めてさまよっています(笑)。
茶葉はタカノが直輸入しており、店内ではさまざまな紅茶を楽しめますし、また、茶葉の小売販売も大好評です。紅茶の点て方については小冊子をご用意してご説明しています。美味しい紅茶を点てるには、湯の量と茶葉の量との相関関係(バランス)で決まります。もちろん品質の良い茶葉を使用すること。蒸し時間の調整も大切な事です。何だか難しそうですが慣れると簡単に出来ます。習慣にする事がポイントではないでしょうか?

本の街との関係についてはいかがでしょうか?

相性がピッタリです。たまたま入った古本屋で、探していた本に出会えたら、嬉しいものですし、早く読んでみたいと思うでしょう。本を買ってすぐ来店され、2,3時間、読書をされる方もいます。そのために60席を用意し、ゆったりとできるように作ってあります。本の街にあるべき、スタイルの店ではないかと思っています。

すずらん通りのPRを

神田すずらん通り商店街振興組合の専務理事をやっています。
一昨年、千代田区の関係者のお骨折りをいただき、東京都から補助金をいただいてLEDを使用した昭和初期の街路灯を復元して設置しました。古い商店街なので、昔のことを知っている人もいますし、昔の千代田区の写真を持っている方もいましたので、その写真をお借りして細部までコピーしました。遠くから見ると、とても綺麗ですので、是非、足を運んでください。

区内でお気に入りの場所はどこですか?

代官町通りです。毎日新聞の所の坂を上がっていくと高速道路の入り口があって、左側に乾門、右側にはレンガ造りの工芸館があります。その先にイギリス大使館がありますが、あの辺の景色が一番好きです。

蹴鞠との出会いについてお話しください

堂上公家(とうしょうくげ)の祖父は、何も言いませんが、親戚で蹴鞠をやっている人がいて、やってみないかと言われ、京都に通い始めましたが、本心は、1年くらいやって面白くなかったら、すぐやめようと思っていました。蹴鞠をやってみると、大変面白く、興味をそそられました。
蹴鞠は伝統文化として捉えるところもありますが、プレイをしている人にとってはスポーツなので、体を鍛える運動の場であったと思います。
サッカーのリフティングの蹴り方とは全く異なり、普通8人でやり、右足しか使ってはいけません。3回自分で蹴って、真ん前の人に渡すのが一番良く、相手が蹴りやすい鞠を上げることで、ほとんど動かなくても、蹴り合える鞠が最良です。また、勝ち負けがないのも特徴です。
8人が自分のエリアを持ち、人の領域まで行って蹴ってはいけないルールになっており、自分の守備範囲をよく理解しつつ、鞠を落とさないように、相手に蹴りやすい 鞠を返して、長く続けて楽しむこと、相手を思いやるというのが蹴鞠の奥義です。
始める時も終わる時にも、様々な場面で作法があり、それを守りつつやりますので、技術はもちろんのこと、作法もきちっと伝承していかなくてはならないと思います。

ありがとうございました

紅茶も蹴鞠も高野氏も、“ゆったりした雰囲気”が共通点でした。(感想)

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一般社団法人 千代田区観光協会