「観る」 史跡など観光スポットをご紹介 
「食べる」 飲食店情報をご紹介 
「学ぶ・遊ぶ」 美術館や公園などをご紹介 
「買う」 お土産物店やアンテナショップをご紹介 
「泊まる」 ホテル情報をご紹介 
twitterで日々観光情報をつぶやく「つぶやき観光」配信中
  携帯電話で聴ける、皇居周辺の音声ガイド「声ナビ」

千代田 Free Wi-Fi SPOT

spacer

ちよだの人々

spacer
第18回

公益財団法人 出光美術館
常務理事 大和宏康 さん



出光美術館は、出光興産の創業者で美術館の創設者でもある出光佐三氏が70余年をかけて蒐集した美術品を展示・公開するために、昭和41年、丸の内の帝劇ビル9階に開館しました。

まず初めに、大和常務と千代田区との関わりについて、お聞かせください。

私は、港区青山で育ちました。小学生の頃、自転車で仲間と遊びましたが、東方面へ向かう時には皇居外苑が目的地になっていました。中学時代は、日比谷図書館をよく利用しました。また、秋葉原電気街へも買い物へ出かけました。高校・大学時代では、お茶の水楽器店街や神田古書店街によく出かけました。その頃と比べると、秋葉原はがらりと変わってしまいました。当時の様子が伺えるのは、総武線のガード下の辺りだけでしょうか?でも、お茶の水楽器店街や神田古書店街は、あちらこちらに街の面影が残っているように思います。特に、古書店街では、大学時代の思い出そのままのところもあります。懐かしいです。
社会人としては、会社員時代と合わせて10年弱の丸の内勤務です。

出光美術館へ来館される方へ、PRをお願いします。

光美術館は、2~3か月の割合で企画展を行っており、その都度、展示品のほとんどを入れ替えています。年に数度、来ていただいても、新しい展示をお楽しみいただけます。また、展示品のほとんどは当館の所蔵品で、ここでしか見られないものばかりです。所蔵品は約1万件で、私立美術館では有数の多さです。日本を中心とした東洋のもの、特に江戸時代までの古美術が豊富で、国宝や重要文化財なども含まれており、質・量ともに国内屈指の美術品群と自信をもっております。 見どころなど、当館学芸員がわかりやすく解説する催しも行っておりますので、お問い合わせください。

企画展で人気のあったものを教えてください。また、今後の計画ではどのようなものがありますか?

昨年10月に開催した「琳派芸術Ⅱ」がとても人気がありました。琳派作品のファンは多く、大勢の方に来館いただく企画ですが、昨年の展示も盛況でした。実は、一昨年、東日本大震災があったときに「琳派芸術」展を開催中だったのですが、震災の影響から打ち切りを余儀なくされました。中止となってから、「次はいつ開催されるのか」との要望が、多数寄せられ、再度「琳派芸術Ⅱ」として展示会を企画しました。 今後の計画では、まだ具体的にはなっていませんが、出光美術館は3年後に創立50周年を迎えますので、その節目の記念すべき年を目指して、様々に案を練っているところです。どうぞご期待ください。

千代田区観光協会に望むことがありますか?

光協会さんはホームページを中心として、様々な情報を発信されていますが、より一層の充実・強化をお願いしたいです。これまでは観光情報が欲しいといえば、案内所はどこであるとか、パンフレットがどこにあるとか、であったと思います。今は、webの世界です。ちょっとした時間にどこかに行きたいと考えれば、スマートフォンで情報収集することが多いでしょう。しかしそのハードの爆発的な普及にwebサイトの設計がどこも追いつかないようで、フラッシュが延々と流れたり、欲しい情報へたどり着くまでの階層が深すぎるなど、不便な情報サイトがまだまだ多いのです。観光協会のサイトなどは特にスマートフォンでの使いやすさへのニーズが高いのではないでしょうか。  美術館としては、文化・芸術という観点から連携をしてきたいと考えています。手軽に空き時間を利用して楽しめるよう、観光協会からの情報発信がとても重要だと思います。どうぞよろしくお願いします。

最後に、大和常務が、千代田区で一番お好きな場所を教えてください。

れは、なんといっても、この出光美術館から一望できる「皇居外苑の景色」でしょう。四季折々を楽しむことができます。新緑、紅葉、そして雪景色。お濠には、ゆりかもめ・かいつぶり・真鴨といった、水どりも集まります。丸の内でこの景色を楽しむことができ、とても幸せに思います。  千代田区には、東京駅や皇居、お茶の水などあちらこちらに、美術館とマッチする風土があります。出光美術館の窓から都心の安らぎを是非味わってください! 。

ありがとうございました。

出光美術館創設者 出光佐三氏の言葉です。 「美術品は人の芸術作品であり、そこには日本人として独創と美がなくてはならない。そして、優れた美術品の蒐集を常に心掛け、これをもって時の人の教学の資となし、後の世の人のために手厚く保存しこれを伝えることは、美術館の最も重要な使命である」 この言葉を信条に、大和常務をはじめ美術館の方々は、日々活動されています。

月刊千代田人 バックナンバーはこちら

 

一般社団法人 千代田区観光協会